- これはGT−Rで中里さんなわけですが、秋名のギャラリーの方々はその存在を知らなかった感がムンムンです。というか中里さんはここで初めて秋名山に来たのか。そんな感じもしないんだけどな。知名度が低いだけかな。
中里毅関連セリフ集未完版
- 中里毅関連セリフ集未完版。
- ()内は振り仮名か手書き文字、『』は思考。読点は読みやすいように適当に、スペースは同コマ内で別フキダシの場合入れる。改行は別コマ。
- 当分完成はしない予感。
2巻 中里の評価が飛び交う巻
Vol.14 海は広いね 大きいね
ギャラリー | 「あいつは…!?」 |
ギャラリー | 「知らない、秋名では見たことないクルマだ…!! 黒のGT−R!! ゾッとするような存在感があるな… 誰だァ!?あいつぅ」(P82) |
Vol.15 頂上対決!!
抜かれた人 | 「こんな短いストレートでいったい何キロまで出してんだ、あいつら…!?(バカっぱや)」 |
抜かれた人 | 「あの白のFCレッドサンズの高橋涼介か!?」 |
抜かれた人 | 「うしろのGT−R、このへんじゃ見かけない奴だぞ!! (ついて行ってみろ…)」 |
抜かれた人 | 「(絶対ムリだ…) バトルしてんのかァ!?」(P90) |
- 秋名山を走るFCとGT−Rに抜かされていた人たちの感想。白のFC=レッドサンズの高橋涼介というのは瞬時に思いつくけれど、黒のGT−R=妙義ナイトキッズの中里毅、とは全然結びつかないみたいですね。やはり秋名山での中里の認知度は低いんでしょうか。
Vol.17 新たなる挑戦者!!
史浩 | 「ナイトキッズの中里? そいつなら知ってるぞ、前S13に乗ってる頃から速いので有名だった奴さ… 今はGT−Rに乗り換えてるらしいけどな… 妙義では敵無しらしいぜ」 |
啓介 | 「ふん 信用できねーなGT−R乗ってる奴のウデなんて… (クルマがはやいだけじゃん)」(P126) |
史浩 |
「また始まった ハンパじゃねーからな啓介のGT−Rぎらいも… こないだも関越流してたらGT−Rが一台抜いていったんだ… ちょっと下品な抜き方でさ、こう2つの車線をぬうように… オレ達は別に気にもしてなかったんだけど、啓介だけはシフトダウンして追っかけはじめてさー GT−Rのドライバー別に走り屋でもなんでもないふつーっぽい奴なんだよ、ただヨコに女乗せていきがってるだけの… 啓介のFDの敵じゃねーよな、気の毒にあのアベックそうとう気まずいムードになったと思うぜ(さんざんあおられてさー) あんまり罪なことすんなよ啓介(くすくす)」 |
啓介 | (GT−R乗ってるくせに… 気合はいってねー奴が多すぎるぜ)(ムス)(P127) |
史浩 | 「話をもどすけどなー涼介… 中里に先をこされるのはまずい気がするけどなー オレ達が勝てなかったハチロクがナイトキッズに勝つようなことがあってみろ… レッドサンズはナイトキッズよりレベルが低いってことになりかねないぞ… ウワサってのはそんなもんだからなー、中里の狙いもそのへんにあるんじゃねーのか?」(P127〜P128) |
啓介 | 「心配することねえと思うよ… ユーレイパンダに勝てるような奴がナイトキッズなんかにいるわけねえや」(P128) |
- 史浩による中里情報の開示。これは涼介が中里が秋名山で遭遇した後のことですね。名前ぐらいは聞いてるよと言いつつ馬力を当てて下りじゃどうあがいてもハチロクに勝てないと断言したアニキでしたが、あの時点では正確に中里について把握していなかったのでしょうか。取るに足らない存在だと認識していたのか。
- 史浩が涼介に中里の思惑について(やはりこの辺りではまだ中里がレッドサンズより上に出るということを目的にしていると描かれているのか)忠告していますが、それに対しては涼介ではなく啓介が答えています。ここでもしや涼介はすべて分かっているけれども詳しい情報は自分の中だけにしまっておきたいので敢えて啓介を連れて史浩に尋ねているのかという妄想が膨らみます。あるいは実はすんごいズボラで他の走り屋について特に気にしてなかったりするとか。拓海のこともよく知らないっぽいですし。いや罠か。そうなのか。
- ここからもう啓介は相当GT−Rが嫌いだということが強調されていますね。はてGT−Rというグレードが嫌いなのか日産スカイラインGT−Rが嫌いなのか。そして中里なんてどうでもいいって感じで喋っているので、この頃からGT−R中里対FD啓介の構図が成立しているのか。それにしても「ナイトキッズなんかに」と言うことは、少しは知ってるのでしょうか。分からんな。それともナイトキッズの中里までは興味がないが、ナイトキッズの話は聞いたことがあるのか。妄想しがいがありすぎて困ります。
- しかしこの頃の史浩はとても良い性格をしているように見えます。関越流してた時、を涼介が知らないっぽいということは、レッドサンズのメンバー数名で行ってたのかな。そして可哀想がっていながらくすくす笑うとはあなたも相当なやり手ではないかと思わせられますが、話が進むごとにどんどん苦労性っぽくなっていくので、そんなに大変なんでしょうか。色々。
地元の人 | 「GT−R!? 近ごろちょくちょく見かける奴だぜ…ちくしょうあおってきやがって」 |
地元の人 | 「パスさせねーでがんばってみろや」 |
地元の人 | 「そうだな下りならパワーの差が小さくなるぜ、FDに勝つハチロクがいるくらいだからな こちとら走りなれてる地元だぜー!!」(P138) |
地元の人 | 「うっ!?」 |
地元の人 | 「だあああ〜っ!! 大外からいっきに行かれたァ!!」(P139) |
地元の人 | 「ゾッとするぜケタちがいの立ち上がり加速!! (何馬力出てんだァ!?)」 |
地元の人 | 「ケツから火ィ吹いてるぞォ!!」 |
地元の人 | 「やっぱりなァ…パワーのないクルマで大排気量のクルマをかもるなんて 相手がよほどヘタじゃないと現実にはムリなんだよなー」(P140) |
- 地元民なのにザコとか言われちゃってちょっと可哀想ながら、中里さんが秋名にちょくちょく出没している情報を吐き出してくれてサンキューなお兄さん方です。
Vol.18 拓海のプライド
健二 | 「池谷 池谷いるか!?」 |
池谷 | 「健二 血相かえてどうした?」 |
健二 | 「おまえナイトキッズっていう妙義のチームとの交流戦受けたろ!? そういう大事なことはオレ達にも言ってくれよなー」(P153) |
池谷 | 「はあ? 知らねーぞそんなの 何言ってんだ?」(P153〜154) |
健二 | 「知らねえってことあるかよォ そこら中ですごいウワサになってんだよ、ハチロクとGT−Rの下り一本勝負だって!?」 |
池谷 | 「知らねーもんは知らねーよ…」 |
健二 | 「だっておまえナイトキッズの中里が自分で直接このスタンドに来て申し込んだって言ってるらしいぞ」(P154) |
- 「ナイトキッズっていう妙義のチーム」という表現からすると、スピードスターズでの妙義ナイトキッズの知名度は高くないのでしょうかね。池谷の反応も冷めたものですし。そんなこと別にどうでもいいっていうかナイトキッズって何だよ、っと言ってもおかしくないようなアッサリさです。というかやはり秋名での中里の存在の認知度が低いのか。
- そして中里さんが、あのスタンドに行って直接ハチロクとのバトルを申し込んだのだと誰かしらに言ったのだと思うと、何かもう可愛いです。敢えてレッドサンズまでウワサが広がるのを計算したか、単に言いたくなったので言ったのか、どちらも萌えます。きっとナイトキッズには中里にそうしてバトルを申し込まれたいと思った奴が一人はいるはずだ。間違いない。
健二 | 「だけどGT−Rが相手じゃあいくら拓海でもつらいもんがあるよォー ナイトキッズの中里っていやー赤城の高橋兄弟と並んで有名な走り屋だからなー」(P157) |
- ファミレスで池谷と二人。イツキが勝手にバトルを受けたことについて談義中。
- この健二の言いようにも池谷がマッタクその通りと同意を示さないということは(ハナから勝ち目のない勝負なんじゃねーか?とは言ってますが)、やはりこの時点で池谷は妙義ナイトキッズにもGT−Rの中里にも大して興味を持っていなかったのかと考えられますね。
- それにしても高橋兄弟と並んで有名な走り屋と言われるのに、その高橋兄弟によくは知られていなかった中里というのは一体どんな存在なのかと不思議です。GT−R乗りとして有名で、S13に乗ってた頃でも有名で、健二は知っていて、しかし池谷の反応は薄く、イツキも知っていた風はなく、秋名での認知度は低い。中里情報の分布が気になります。
ギャラリーA | 「おおっ今日も来てるぞGT−R!!」 |
ギャラリーB | 「あいつだろ、ナイトキッズの中里って?」 |
ギャラリーA | 「今度の土曜日スピードスターズのハチロクと勝負するらしいじゃん 楽しみだなーオレ、絶対見にくる!! 高橋啓介が勝てなかったハチロクにナイトキッズの中里が挑むとあっちゃあ… ちょっと目が離せないよ、きなくさい臭いがプンプンしてるからな 表むきはスピードスターズ対ナイトキッズでも… 一枚はがせばレッドサンズの高橋兄弟対ナイトキッズの中里っていう二大勢力のプライドのぶつかりあいでもあるんだよなー」 |
ギャラリーB | 「どっちが勝ってもあの高橋涼介が黙って見ているわけがないしなー」(P158) |
- この頃はナイトキッズ中里VSレッドサンズ高橋兄弟という構図が強かったようですね。そして二大勢力であると。いつからそういった関係になったのかが気になります。気になることばかりで大変だ。
啓介 | 「ナイトキッズの中里とやるそうじゃないか… そこら中でウワサになってるぜおまえのことは…」 |
拓海 | 「言っとくけど… オレはGT−Rとやると言った覚えはない… オレがいない時に申し込まれたらしいけど… やる気はまったくないね…!!」(P164) |
- やるって何だ。何をやるんだ!バトルか。そりゃそうですね。でも「やるそうじゃないか」「やると言った覚えはない」「申し込まれたけどやる気はまったくない」と並べてみるとエロイですね。エロイんです。エロイったらエロイんです。すみません。
- 拓海がウワサになりまくっているのか。中里もウワサになりまくってるのか。何かもうみんなウワサ好きだな!
- そして会ったことのない拓海にこうまでアッサリ切り捨てられる中里さんの悲哀についてならば一時間くらい語れます。
Vol.19 オレはGT−Rなんざ怖くねぇ!!
啓介 |
「なんだってぇ? やる気ねえってどういうことだ? ナイトキッズの中里がおまえを名指しで挑戦してきたんだろ? 受けて立ちゃーいいじゃねえかよ別に… GT−Rなんざぶっちぎってみろ おまえにならできるはずだぜ」 |
拓海 | 「(…) あんたにはカンケーないことなのに… なんでそこまで言うんだ」(P166) |
啓介 |
「理由は二つある オレはGT−Rが大キライなんだ! だからこそ余計におまえに負けて欲しくねえんだよ わかんねーか走り屋のこの微妙な心理が… オレが勝てなかった相手には他の奴に負けて欲しくねえに決まってんだろ おまえを負かすのはレッドサンズの高橋兄弟しかいねえってことさ 絶対負けんなよGT−Rに!!」(P166) |
- ものすごく拓海を煽る啓介と、煽られてその気になりかけながらもどうかなあという感じの拓海と、当事者なのに名前をあんまり呼ばれていない中里さんでした。何だこの扱い。
- この頃啓介は拓海の相手がナイトキッズの中里毅というドライバーの乗るGT−Rというよりも、GT−Rとしてしか考えていないようにも見えますね。拓海に勝てという動機のひとつはGT−Rがキライであるためとも言っていますし、史浩に聞いた時も個人としては認知していなかったようですし。名は通っているけれども、実際中里に会ったことのある人は多くなかったりするのかな。
Vol.20 バカおやじ ハチロク返せ!!
ギャラリー | 「まっ先に現れたのはナイトキッズだ!!」 |
ギャラリー | 「先頭のGT−Rが中里毅だぞ!!」(P189) |
ギャラリー | 「迫力満点だぜ、黒いGT−Rは 公道の王者の風格充分ってとこかァ…」(P190) |
- ハチロク対GT−Rのギャラリーの方々。
- フルネームで呼ばれる中里さん。「公道の王者の風格」という表現は最高である。
池谷 | 「ナイトキッズかこいつら…!! ずいぶんと大所帯で来やがったなァ…」(P190) |
- 秋名山を上るナイトキッズ御一行を見ての池谷@拓海が交流戦に出ないことをどう誤魔化すかイツキと健二と対策中。
- 大所帯って何台くらいだったんだろうか?
健二 | 「ムリに決まってるよー冷静に考えてみりゃわかるだろーがァ、おまえだって走り屋なんだからサー 相手はGT−Rの中里だぞォ」(P191) |
- もう一度拓海を説得しよう、勝負ごとはやってみなけりゃわからないと言う池谷に対して健二。
- 健二はGT−Rの中里の評判をよく知っているようですね。
Vol.21 GT−Rの弱点
文太 | 「GT−Rの弱点…」 |
文太 | 「そりゃースバリボディの重さだろ」 |
涼介 | 「スーパーフロントヘビーからくるアンダーステアがGT−Rの弱点だ 足まわりのチューニングやドラテクでごまかしても、基本性能は変わらない… ハードなダウンヒルを続ければ、必ずフロントタイヤとブレーキがタレてくる」 |
文太 | 「たとえチューニングしたブレーキでもだ… ふもとまで下りてくる頃にはコーナーの入り口でアンダーステアと格闘するようになってるはず… 勝機があるとすれば後半のつっこみ勝負!!」(P221〜222) |
涼介 | 「そこまでハチロクがGT−Rにくいついていけるかどうかが… このバトルのキーポイントだ」(P222) |
- 店長にGT−Rの弱点を説明する文太と、GT−Rの弱点を拓海に教えないことをした啓介に、復習としてか改めて語る涼介。
- 中里さんというかGT−Rの話ですね。
- この交互に場面と話すキャラが入れ替わりながら、同じ内容が隙なく解説される多次元展開、好きです。
3巻 ハチロク戦の終わりと慎吾登場
Vol.22 拓海の全開ドライブ
拓海 | 「GT−Rのドライバーちゃんと踏んでない…なァ… オレを…待ってんのか…!?」 |
啓介 | 「中里の奴…アクセルゆるめてハチロクを待ってやがるぜ…」 |
涼介 | 「その余裕が後半で命とりにならなきゃいいがな」(P15) |
- ハチロク対GT−Rと追走FCの三つ巴で開始するスーパーバトルの序盤。
- この待ち体勢といい2巻のドリフトとグリップ走法の違い強調といいGT−R弱点講座といい、見事なまでに中里負けフラグが樹立されています。何もここまでしなくても。いやここまでしないとハチロクがGT−Rに勝つ展開にはならないのか。
Vol.23 GT−Rを追いつめろ!!
啓介 | 「ジリジリと離されていくぜ」 |
涼介 | 「でかいクチたたくだけあってうまいぜ中里は うまく荷重をかけてアンダーを殺しながら走ってる… GT−Rのパワーを生かした走りだな おもしろみはないけどムダがない分スキがない」(P29) |
- 追走中の涼介と啓介、アニキによる分かりやすい中里技術解説。
- 中里さんにでかい口叩かれたと感じているらしいアニキ。叩かせたのは誰だ!
- 涼介中里秋名山遭遇の詳細について啓介が聞いてなくて、この会話の後ちょっと経ってから中里ってアニキにでかい口叩きやがったのかよと時間差で内心ビックリしたりしてると萌えます。
イツキ | 「相手は赤城の高橋兄弟と妙義の中里だからなー 県内でも有数の走り屋達と肩を並べて堂々とバトルができちゃうんだからなー、拓海って奴は」(P32) |
- バトル中里独り言のち、秋名山頂で待機するスピードスターズの面々の会話中。
- 県内でも有数の走り屋! 県内でも有数の走り屋!(強調)
Vol.24 限界バトル!!
啓介 | 『中里もすげー根性してるぜ、あのヘビーなGT−Rで臆することもなく猛然とダウンヒルを攻めこんでるからな…』(P50) |
啓介 | 『中里でガードレールとの間隔が20センチから30センチぐらいか…どんなにうまい走り屋でも普通そんなもんだ』(P61) |
- 追走中の啓介の感想。ハチロクびいきながらも中里さんにも言及。
- GT−R嫌いにしてはドライバーを評価するのもやぶさかではない様子。ここで一目置いてたりするといいですね。
Vol.25 爆裂五連ヘアピン!!
ギャラリー | 「ハチロクがくいついている、妙義最速の中里が苦戦してる!!」(P72) |
- 五連ヘアピン突入時のギャラリーの反応。
- 妙義最速の中里。良い響きです。その後に苦戦しているとつくのがハチロクすげえよという感じですが。
涼介 | 『GT−Rの挙動がかなりあやしい!! 中里め、集中力を失くしてるな』(P81) |
- ハチロクに外側にウロチョロ出られて目障りでたまんなくてカチーンときた中里さんの後ろについてるアニキの見立て。
- さすが涼介さん、よく分かってらっしゃいます。この調子で素の状態の集中力の有無まで分かってくれていればいいですね。
Vol.28 友情パワー レビン激走!!
NKメンバーA | 「毅さんの32Rがハチロクのドリフトに負けるなんて… ちょっと想像つかねえって言うか理解できねーよ、どんな走りなのか」 |
NKメンバー? | 「うちのチームでいったら慎吾のシビックみたいな系統の速さなんじゃないのかな… (FRとFFはちがうけどな…) 軽量のメリットを生かして突っこみとコーナーのアベレージで立ち上がりの不利をカバーするような…」 |
NKメンバーB | 「そうだろうな 毅さんをのぞけば下りであいつのシビックについていける奴は妙義にいねえからな…」 |
NKメンバー? | 「このごろはハッキリ言うもんな、慎吾の奴 ナイトキッズのダウンヒル最速は自分だって…」 |
NKメンバーC | 「このあいだのバトルで毅さんが負けたのを一番よろこんでるのは慎吾だっていうウワサだもんな (同じチームだってのによー)」 |
NKメンバーA | 「仲わりーからなあの二人は…」(P129〜P130) |
- 秋名山でハチロクを見たくてたむろってるナイトキッズメンバー。
- 「毅さんをのぞけば下りで慎吾のシビックについていける奴は妙義にいない」というところで、この時点でナイトキッズにおけるダウンヒル筆頭は慎吾であることが伝わってきます。対拓海への伏線でもあるのかな。
- それにしてもチームメイトにすら普通に仲が悪いと思われている二人。そして妙義の下り最速をハッキリ自称している慎吾。中里の敗北を喜んでいるというウワサが流れるまでの慎吾。萌えます。
- そしてこんな柄も態度も悪い方々に「毅さん」と呼ばれている中里さんは凄いなと。慎吾は呼び捨てにされてるのに。
NKメンバーC | 「毅さんが勝てなかったほどのテクニシャンがこんなガキなわけねえもんな…」(P134) |
- 拓海とイツキを発見したメンバーの中から。
- 毅さんが勝てなかったほどの、という言い回しに毅さんへの愛情が感じられます。感じられるんです。感じられるんですってば!
Vol.29 もう一人の下り(ダウンヒル)スペシャリスト
池谷? | 「リーダー格で最速って言われてる中里が負けたんだから、リターンマッチ申し込んでくる奴もいねーと思うけど…」(P159) |
- ファミレス帰りに入れ違いになったナイトキッズのステッカーを貼ったシビック(慎吾)を見かけて池谷か健二が。
- これが対外的な中里イメージの最終形でよろしいでしょうか。リーダー格で最速。
慎吾 | 「それにしてもいいザマだぜ… ハチロクに負けたとあっちゃあ… 毅も当分の間はチーム内ででけー面できねーだろうな… これでもしオレがそのハチロクを負かしゃあ立場はひっくり返る ナイトキッズの最速はオレってことになるからな」(P160〜161) |
- ファミレスで一緒の席についたメンバーに鼻で笑いながら言う慎吾。
- 仲が悪いという評判通りに中里の敗北を喜んでいます。本当に嬉しいんだろうな。これからが俺の天下だとか思ってるんだろうな。あの野郎を跪かせてやるとか思ってるのかな。そこまではないか。
- 立場をひっくり返そうとしているということは、現在中里こそがナイトキッズ最速と周囲に見られているとは認めているのか。
- この慎吾の相手になっているメンバーは慎吾の話に安易に乗ってはいないが、慎吾とつるんでいる以上は同類と見なすべきなのかもしれない。
4巻 慎吾が負ける
Vol.34 慎吾のあせり
慎吾 | 「毅の32Rが負けた理由がハッキリわかった… だけどオレは毅ほど甘くねえぜ!! 勝ちゃあいいんだよ!! どんな手を使ってでもなァ!!」(P41) |
- 対ハチロク戦、短時間で走りの鋭さを増していくハチロクを操る拓海の技術の高さを認めての叫び。
- 毅毅と連呼しているあたりが素晴らしい愛ですね。愛ですね。
- 余裕を見せた甘さは同じだが、その先は違うという宣言。中里の甘さがどれほどのものか、慎吾は知っているということでしょうかね。同時に速さも。愛ですね。
Vol.39 白い彗星!! 高橋涼介始動
拓海 | 「オレにはハッキリわかりますよ あのRX−7の実力はナイトキッズのGT−Rよか遥かに上ですよ」(P125) |
- GSにて池谷にRX−7の排気量について尋ね、GT−Rとのバトル中追走してきたRX−7が気になったという拓海。
- さりげなく涼介よりも遥かに下の実力という感じに評されている中里さん。拓海に名前も覚えられていない模様。まあね。仕方ないね。仕方ない……。
Vol.42 ライバル達の前夜祭!!
啓介 | 『黒のR−32…!? ナイトキッズの… 中里毅かァ!? なんにせよGT−Rにだけは死んでも負けらんねえな…!! アドレナリン全開の最大ブストでぶっちぎってやらァ!!』(P185) |
- 秋名で走ってた二人が出会いました。
- 啓介はちゃんと中里さんのこと覚えてるんですね。さすが筋金入りのGT−R嫌い。にしてもフルネームを覚えているとは。しかも黒のR32で真っ先に思い浮かぶとは。よく意識してくださっています。妙義遠征を控えているとはいえお見事。
7巻 中里づくめ
Vol.66 高橋啓介に死角なし!!
RSメンバー | 「中里毅なんかめじゃねぇってわけか… 絶好調だからな近ごろ…」(P9) |
- 赤城山を走る啓介とケンタを見てのレッドサンズメンバーのご感想。「ケンタとなんか遊んでていいのかな」「余裕じゃないの」。
- 啓介勝利のフラグがビンビンですね。啓介が新チームのドライバーに相応しい実力を備え始めていることがアピールされる妙義遠征ということでしょうから、中里さんは紛うことなき踏み台ですね。どうしましょう。
RSメンバー | 「今の啓介ならナイトキッズの中里なんか敵じゃないな…」(P13) |
- 今は他にやらなきゃならないことがいっぱいあるからハチロクとリマッチはしない、とりあえずナイトキッズと遊んでからなと言って去った啓介にホレボレしながら思うケンタ。
- このレッドサンズの「なんか」二連発は何度読み返しても立て続けだなと思う。
Vol.69 驚異のハイテク戦闘機を追え!!
説明 | 【アテーサE−TSと呼ばれる先進の4WDシステムをもつスカイラインGT−R!! そのハンドリングはFRに近いと言われるが、限界域での操縦性はFRとも4WDとも決定的にことなる それゆえこのクルマの本来のポテンシャルを引き出すためには、他のクルマと違うGT−R特有の乗り方があると言われている ブレーキングによる前輪への荷重移動と正確なステア操作でコーナーへ突入する中里毅 重量級のボディはゆるやかにRを描きすいよせられるようにイン側の縁石をなめる!! 脱出ラインに乗せればあとはGT−Rの真骨頂である!! アクセルを踏みこみ、もてるパワーを開放するのみ!! これが後輪駆動車ならばひとたまりもなくリアタイヤは空転し、クルマは前へ進むことなくその場で回転を始める しかしGT−RのアテーサE−TSシステムは、後輪が空転し始めると同時に前輪へと駆動を配分し強力なトラクションを発揮する 4つのタイヤが路面をけとばしカタパルトから打ち出されるように1.5トンの巨体は加速する FRのようなカウンターはあてずに、豪快無比な四輪のパワースライドでコーナーをとび出して行くのだ!! FRのコントローラブルな回頭性と4WDの強力なトラクションの両方をあわせもつGT−Rのハイテク駆動システム そして中里毅は公道のGT−R使いとしてはほぼ完成の域にあった これを撃墜することは進境いちじるしい啓介のFD−3Sをもってしても容易なことではない!!】(P70〜73) |
- GT−Rの運転法について。この辺りの情報はやはり漫画内で絵とシンクロしてこそだなあ。
- 中里毅は公道のGT−R使いとしてはほぼ完成の域にあった、という、この「ほぼ」がキーですね。足りない部分は少しなのかもしれないが、それこそが啓介とのバトルの勝敗を分かつ決定的な差となった。
啓介 | 『やるぜ中里 GT−Rの性能に乗せられてるだけのヘボじゃねーな!! コーナー立ち上がる時のするどさは見ていてイヤになるぜ!! さあて、どう攻める!!』(P73〜74) |
- 容易ではない撃墜を果たさんとしている啓介の感想。
- 中里の実力を啓介がある程度の高さまで認めていると知れる感想です。GT−Rに乗せられてはいない点はクリアしている。
- 啓介をイヤにさせたところで何か印象点を得ていればいいなと思います。
イツキ | 「オレはGT−Rが勝つ気がするよー」(P81) |
- ゴール間際の競り合いが見られるポイントに移動しつつ、どちらが勝つか話すイツキと拓海。拓海はFDにすごいインパクトを感じたと言う。つまりGT−Rには感じなかったというようなことで。主人公にそう言われては仕様がない。
Vol.70 そこまで曲がるかFD−3S!!
啓介 | 『ステアリングをこじり始めたな!! ペースを上げて逃げる気か!! ダウンヒルであれをやったら間違いなくフロントタイヤはタレるだろうけどな… ヒルクライムならもつかもしれねーな…』(P89) |
- 後追い啓介。タイヤのフラグ。まあよく見えてますね。かもしれない、がポイント。
慎吾 | 「がんばってるみたいだな、毅のやつ」 |
NKメンバー | 「負けるわけないですよ、毅さんのR−32は妙義最強ですからね」 |
NKメンバー | 「秋名のハチロクに負けてからというもの別人みたいに走りこみしてたでしょ」 |
NKメンバー | 「すごいレベルアップしてるんですよ、今の走りはすごいですよ」 |
NKメンバー | 「負けるなんて考えらんねーな」(P99) |
慎吾 | 「不思議なもんだぜ… 同じチームのステッカーをクルマにはってても… どちらかと言えばあいつは敵だと思ってた…仲間意識をもったことはなかったよ こんな気分になったのは初めてだ プライドをかけて必死で走ってる姿を思いうかべると、しめつけられるような気分だぜ… どうしてこんないい奴と今までいがみあってたのかと思うよ…」(P100〜101) |
NKメンバー | 「オレ達も同じ気分ですよ…慎吾さん」 |
NKメンバー | 「自分勝手な奴ばっかりよせ集まったガラの悪いチームだけど… ナイトキッズっていうチームが… 初めてひとつにまとまったんじゃねーかな…」 |
慎吾 | 『勝ってくれよ毅、頼むぜ!! チームのためなんかじゃない、おまえ自身のために勝て!!』(P101) |
- 戦況を思うナイトキッズ一同。毅さんへの敬愛が感じられるコメントの数々です。
- 深刻な雰囲気の中、チームの絆をアピールするのに自分たちのことを自分勝手とか柄が悪いとか冷静に分析しているメンバーの存在がナイトキッズらしく感じられます。
- この慎吾の健気さは危険水準ですね。たまりませんね。今まで仲間意識を持たず、敵とすら思っていた中里が、プライドをかけて必死で走っている姿を思い浮かべて、締め付けられるような気分になり、どうしてこんないい奴といがみ合っていたのかと思う。改心にもほどがある。
- みんな締め付けられるような気分なんだな……。ということは、みんな中里さんを思い浮かべているのか!中里さんで初めて一つにまとまるナイトキッズ!中里さんで繋がるナイトキッズ!中里さんが繋ぐナイトキッズ!プライスレス!
- 慎吾は相手も自分も追い詰められて、なおかつ相手が矢面に立ちそれを自分が後ろから眺める状況にならないと、相手の度量、強さ、そして弱さを直視できないタイプなのだろうか。危機的状況になって初めて自分がその相手を誤認していたことに気付く。あるいは第一印象に引きずられるタイプなのかもしれない。
- そうだとすると、初対面の慎吾に仲間意識を感じさせないオーラでも中里さんが発していたのかもしれませんね。慎吾がどういう過程でチームに入り、中里さんにどういう風に接していたのかという妄想が膨らむところです。
- チームを自らが有するためでなく、中里にその責任を背負わせないために、中里自身の勝利を願う慎吾と、そんなことは何も知らず、多大なプレッシャーの元でバトルに挑む中里の、実行者と傍観者の立場の違いを際立たせる心情といったら、このナイトキッズの中里愛告白場面のあらゆる啓介勝利フラグがもたらす絶望の始まりを感じさせる崖っぷち感と同じくらい、切ない。
啓介 | 『似てるな…中里 昔のオレとそっくりなドライビングだぜ 闘争心ムキ出しの攻撃的なドライブだ 『確かにおそくはないが 自分で思っているほど速くはないんだぜ 自己流で身につけたドラテクには限界がある オレはそれを兄貴に教えられた それがオレとお前の決定的な差だ!! 言ったはずだぜ!! ナイトキッズなんかにオレの敵はいねえってな―!!』(P103〜104) |
- つい2P前の慎吾以下ナイトキッズメンバーの切ない心境をまったく存じぬ啓介の魂の絶叫。中里の焦りは感じ取っているのかもしれない。
- ここをぼーっと読んでると「教えてくれる兄貴がいるかいないかが決定的の差」という結論に達しそうになる。
- そんなにも「なんか」を強調しなくたっていいじゃないですかー。
- ここらはもう明確に啓介>中里ですね。展開的にも実力的にも精神的にも。中里は振り払えないプレッシャーを感じているのに、啓介は中里に過去の自分を見、そこからの自分の成長を冷静に実感している。残酷なほどに。
Vol71. キレる男 高橋啓介!!
慎吾 | 『勝てよ毅!! 信じてるぜ!!』(P124) |
- 雨が降る中、ゴールがもうすぐのところ、ドクンドクンドクンと鼓動の書き文字を入れられつつ思う、この話の最後のコマとしての慎吾。
- その前の横コマにその前のコマで史浩にやばくないか相当路面が濡れてるぞと言われて黙する涼介がいるので、待つ者同士の対比のような構図ですね。涼介と比べると、慎吾の顔は若干泣きそうである。
- もう慎吾が健気すぎてどうしましょうね。ハチロクを解体屋送りにしようとしていた君はどこにいったのかとね。結構思い込みが激しいのかな。
- 誰かを頼りにし、信じる、それしかできない状態で、ひたすらに待ち続ける辛さを、慎吾が初めて経験したとしたら、中里さんは慎吾の初めてを奪った人間ということになるのではないか!!!ないか!!!
Vol72. ステアリング インフォメーション
啓介 | 『中里のドライビングに思いきりの良さが消えた… 先行してペースを作る方がプレッシャーがきついか!? タイヤの手ごたえはまだある…!! ここは行け行けだぜ!!』(P133) |
- イケイケですな。
- 2P前の涼介が、この状況なら俺でも躊躇する、啓介の本当の能力が試されるとか思っているので、試されながらのイケイケな啓介なわけですな。
- そんな中での先行はまあ辛いわな。
説明 | 【恐怖をふりはらうようにワイパーを動かしフロントガラスの雨つぶを一掃する毅!! これに対し雨つぶなど意にもかいさず進入ラインをにらみつける啓介!! 両者の心理状態の差が勝敗を分けるアヤとなるか!?】(P138〜139) |
- なぜかここは「毅」呼びです。そのために比較がより個人の心理に迫っている感じ。
- この心理状態の差は、それを作り出した互いの能力の差なのだろう。極限状態でいかに余力を保持するかの。
Vol73. 見せてくれ 雨のダウンヒル!!
慎吾 | 「負けたのか… 毅が…? なんでだよ… 信じらんねえ…よ」(P155) |
- 中里の敗北が伝わり、ボーゼンとする慎吾とナイトキッズメンバー。結構すごい驚愕の表情。
- ここでは一コマ前の啓介が勝って喜んでいるケンタがすぐ傍にいて、現場のレッドサンズ側とナイトキッズ側のテンションの差が激しくなっていると予想。
- あれだけ勝利を願っていた中里が負けたのだから、その慎吾たちの衝撃たるや察するに余りあります。
- 信じたくもない現実の前で、それでも何とかしたくて中里の下へ駆けつけたら、啓介に突き放された後の中里がいるだけだった、というのは、無力感に苛まれまくるシチュエーションである。
啓介 | 「ついでにもうひとつ教えておいてやるぜ おまえの乗り方はあらすぎる 最後のあのコーナーは下ってるからな ラストはフロントタイヤの勝負になることは読んでた タイヤがタレてたんじゃねーのか… そっちのフロントの手ごたえが甘くなったのはそのせいもある… オレはペースを落とさずにタイヤを温存するドライブができる クルマのせいじゃない オレとおまえの 技術(テクニック)の差だ」(P158〜159) |
- 関連セリフなので会話は入れない方針だったのですが、なぜか打っていたので置いてみます。
- ついでにもう一つ、ということは、これ以前の一つも教えということで、それは自分がステアリングに伝わっている手ごたえで絶対行けると思ったということなのか、フロント周りに余計なものがついているFFや4WDではなくFRだからステアリングに伝わってくる感覚で行けると判断できた、ということなのか。
- でもその後に、中里の乗り方について言及し、自分との乗り方の違いを明確にして、クルマのせいじゃなく技術の差だ、と言っている。
- これがただ自分の感覚を疑われて腹が立ったがための自慢的な言い負かしだったら悲しいので、技術でカバーできる部分を伝えることにより、中里の奮起を促していると考えよう。
- 中里を真に軽んじているのならば、悪い面を教えることなどせず、眼中にも置かないはずだ。改善に繋がるアドバイスと言える話をしている時点で、啓介はそうするに足る実力を備えた走り屋として中里を意識しているということなのだ。
- やばい萌える。
- でも中里さんのボッコボコ加減はやっぱり辛い。
- でも萌える。
- あるいは啓介は走り屋としてではなく、個人としての中里を、無視できなかったのか。ただ自分について、より正確に、中里に知ってほしかっただけなのか。自分が中里のことを、中里が考えている以上に知っていることを、知ってほしかっただけなのか。しかし立場上、性質上、優しい言葉はかけられなかったのか。
- 妄想せずにはいられない!
8巻 負け
Vol.83 エボ4出撃
NKメンバー | 「ヒルクライムで毅さんのRがアタマとられるなんて!!」(P128) |
NKメンバー | 「信じらんねーことだぜ何者だあのエボ4 バカッ速!!」(P129) |
- 対清次戦。
- とても説明です。ありがとうございます。
- ヒルクライムで中里さんがアタマ取られるというのは驚愕の事態だったんだなー。
説明 | 【中里毅はレッドサンズとの交流戦でFD−3Sとのヒルクライムバトルに負けたショックをひきずっていた もともと思いきりの良さと勢いでアクセルを踏みこんでいく豪快なドライビングを身上としていただけに… 自らのテクニックに対する迷いが走りのリズムを微妙に狂わせる リズムの乱れがミスを呼び 中里のGT−Rはジリジリとおくれていく!!】(P130〜131) |
- ショックを引きずっている中里さん。ここは中里呼び。
- 豪快なドライビングを身上としているということだけれど、涼介から見ればそれが面白味はないが無駄がない分隙のないドライビングということになるのだろうか。パワーを活かした走り。
- 思いきりの良さ、勢い、豪快、このあたりのワードは中里さん個人を表しているようにも思える。
- 啓介戦での負けで自分のテクニックに迷いが出ていると書かれることで、清次よりも完全に実力自体が下というわけではないことが示されていますね。中里さんが何の理由もなくこの遅さだとそれに僅差で勝った啓介って別に大したことないんじゃねってなっちゃうだろうし。
- 話の都合上必要な説明をさほど無理もなく入れられる中里さん。萌える。
NKメンバー | 行けーっ、毅さん!! |
NKメンバー | がんばってください!! |
NKメンバー | まだわかんねーぞォ!! |
NKメンバー | 勝負はこれからだ!! |
NKメンバー | ちくしょう、何なんだあのエボ4…(マジかよォ) なんで毅さんの前を走れるんだァ!(P131) |
- ハンディキャップ方式でやっているとしたら、清次は先ですよね。そうではなくて抜かしたのかな? このバトルの過程は謎です。
- 応援するメンバーいいよメンバー。勝負はこれからだ、ってセリフはかなりの負けフラグだけど。
- この辺見ると、ナイトキッズに与えたエボ4清次のインパクトって相当だったんだろうなあと思える。啓介よりも強いのかもしれない。それがゆえに清次が再び妙義に現れることにより殺伐と化すナイトキッズというのも萌えるかもしれない。でもレッドサンズにボコられた後だから勘弁してやるかとなるのも萌えるかもしれない。ある意味同士。
説明 | 【毅の最大の欠点は精神面のムラッ気である ツボにはまると速いがプレッシャーに弱くキレやすい 上りの中速レフトターンで荷重移動の甘さからプッシングアンダーを誘発 コントロール不能におちいったGT−Rは 右フロントをコンクリートフォールにはげしくヒット!! 中里毅!!男のイジがくだけちる】(P133〜135) |
- ここで毅呼びにて中里さんの最大の欠点が披露されます。最大の割にさりげない。
- 欠点が精神面のムラッ気ですよ。ムラッ気のある人なわけですよ中里さん。ツボにハマると速いけれどもプレッシャーに弱いんですよ。キレやすいんですよ。可愛い。
- 思いきりが良く豪快、一方でプレッシャーに弱くキレやすい、精神的にムラのある男。それが中里毅。
Vol.84 エンペラーの脅威
池谷 | 「本当なんだよ、きのうの夜ナイトキッズがやられたらしいんだ!! 朝からもうどこへ行ってもそのウワサでもちきりなんだよ! 中里のGT−Rがカベにささってそうとうのダメージらしいぞォ」 |
イツキ | 「うえーっひさん…」 『ナイトキッズこのごろボロボロ なんか気のどくになってきた』 |
池谷 | 「そのランエボ軍団は一ヶ月で群馬エリア全域を総ナメにするって言ってるらしいんだよ!! その場にいたナイトキッズのメンバーが発信してる情報だから、確かなウワサだよ」(P147) |
- GSでランエボ侵攻について語る池谷達。どこへ行ってもってどこまでなんだ。どこまでウワサされているんだ中里さんのやられっぷりは!どれだけのダメージなんだ中里さん!
- イツキにまで気の毒と思われるナイトキッズの気の毒っぷりもかなりのものである。
- そんな中、ナイトキッズのメンバーの情報発信力の高さと正確さが何気にお披露目。清次の宣言をちゃんと伝えているのは偉いな。悔しいだろうに。いざという時には頼れるチーム。
- それを私はなぜあんなにおかしいことにしているのだろうか(自戒)。
- しかしこのあたりの情報は誰から誰へと伝わっていったんだろう。まずナイトキッズメンバーはランエボ襲来のエピソードは発信している。その際清次が言ったことも伝えている。ならば清次が中里を負かすほどの速い走り屋だということも伝えているだろう。
- ではそこで中里の負けっぷりをどの程度まで伝えたのか。GT−Rがカベが刺さって相当のダメージだということは誰が言ったのか。ギャラリー間で伝わってそうでもあるし、他の走り屋にエンペラーの脅威をかいつまんで説明する時にナイトキッズのメンバーがさらっと言ってそうでもある。他にも中里さんを知ってる走り屋に「中里は大丈夫なのか」と聞かれた場合には「Rは壁に刺さってかなりダメージきてるみたいだけど毅さんは大丈夫だ」とかちょっと詳しめに答えてそうでもある。
- そりゃどこへ行ってもやられたウワサで持ちきりになりますわな!(ナイトキッズが)
Vol.85 ハチロク出撃 秋名山でむかえうて!!
一般人 | 「ナイトキッズの中里があっさりとちぎられちまうぐらいだからな…」(P162) |
- 一般人がエンペラーについて話している中で、そんなに凄い奴らなのかという比較に出される中里さん。
- あっさりとちぎられたことが周知の事実になっている中里さん。こんな形で知名度の高さが窺われる中里さん。良いキャラである。
ギャラリー | 「先頭の白いエボ4が妙義で中里とやった奴か…」(P184) |
- 秋名山に現れたランエボ軍団について噂を聞きつけたギャラリーたちがコメント。
- 清次の腕前の比較に出される中里さん。どこまでも活用される中里さん。無駄のない中里さん。素晴らしい。
健二 | 「あいつだぞ、たぶん中里とやった奴も この前の妙義で拓海のうしろを追っかけてたエボ4だ」(P188) |
- どこまでも活用される(略)。
9巻 ちょっとだけ
Vol.88 清次の怒り
イツキ | 『中里のGT−Rとやった時も… 高橋涼介のときもそうだったな…』(P21) |
- ハチロク対エボ4戦、拓海のバトルでは今まで絶対に勝ち目がないと思って諦めているのになぜか勝ってきた、エボ4にもバカだから勝つかもしれないと思っているイツキの心境。
- 序盤の拓海のバトルとしてはやっぱりこの二つが大きいんだろうなあ。
12巻 ちょっとだけ
Vol.126 板ばさみ
イツキ | 「オレだって前ナイトキッズの中里でこりてるからなー」(P78) |
- 渉に頼まれたので和美の点数を稼ぎたくて拓海に渉と会うよう頼むイツキ。
- イツキが呼び捨てにしていると何となく「お前が言えた義理かァー!」と謎の叫びを食らわせたくなりますね。